私の息子、次男には障がいがあります。
今、特別支援学校の小学5年生です。
小学校に入学する前に放課後ディサービスの利用を考え
本人と一緒に見学しに行きました。
私の住んでいるところは、小学校周辺と家の周辺とでかなりの施設があり
こちらから施設を選べる状況にありました。
本人にとって一番過ごしやすい施設を選ぼうと
たくさん見学していくうちに施設を見学するポイントとなるところを
自分の中で見つけました。
結論から申しますと
「福祉施設だから手厚く子どもをみてくれると過信しすぎないこと」
だと思っています。
私の施設を選ぶ時のポイントとなるところをあげてみます。
テレビがある・PCが子どもが扱える環境にある
室内にテレビが設置されていると利用する際にテレビを
つけっぱなしにしている可能性があります。
子どもがPCが使える環境はYouTubeをいつでも見られる環境になっているということです。
見学の際にはテレビは消えていますし、PCも片付けてあり見逃しがちです。
テレビ・PC共に時間をやり過ごす、子どもの面倒を見なくても済む方法です。
経営者の施設の方針がよく反映されているものだと思います。
本当に施設ごとに施設方針が違います。
私が現在利用している施設は長期休みの時に、一週間映画上映会があります。
スクリーンで映すので日々の利用時には室内にはありません。
テレビもPCも子どもが見れる・使える環境ではありません。
過ごすお子さんと一緒に遊ぶ時間が多くて親としてはとてもありがたいです。
どのような環境で自分の子どもが過ごして欲しいかを
考えながら見学してみてください。
見学当日に契約させようとする施設
見学当日に施設の資料をもらえるのですが、施設の規約を読む時間も与えられずに
その場で契約させようとする施設があり私はそのような施設は遠慮しました。
規約を読まない状況で契約のサインをさせるというのは
高額の商品を無理やり契約させて買わされてしまうような
そんな感覚に陥ってしまいました。
人気がある放課後ディサービスは利用待ちになっていて
そもそも当日契約ができない状況になっています。
当日契約させようとするのは施設で子どもの人数が足りていないから
他を見学する前に契約を結ばせてしまおうという経営者の考えだと
個人的に思っています。
もちろん施設が満足いくものであれば当日契約でも構わないと思います。
ただし規約は契約する前に面倒でも必ず読んでください。
送迎のルートの説明があるかどうか
いくつかの学校をまわって子どもを引き取り施設に到着することもあります。
現在の送迎方法の説明がない施設は
どうなのかな?と疑問を感じてしまいました。
新学期などに子どもの入れ替わりがあり
きちんとした説明ができないかもしれませんが、
送迎についての説明については
見学する際にある程度の事は説明してほしいものです。
送迎してくれるからありがたいと送迎の事だけに目がむいてしまいがちですが
車酔いしたり、狭い空間にいるのが苦手なお子さんもいますので
障がい児のことを理解できている施設であれば
見学する際に説明してくれると思います。
(利用が決まった後は新学期後にルートの変更がないか、
乗車時間の変更はないか毎年確認をとることをお勧めします)
終わりに
施設から子どもがいなくなった
外で遊んでいて目を離したすきにいなくなった
そしてその後に悲しい結果となるニュースを目にします。
私はこういうニュースが以前に比べて増えてきたなと
感じるようになりました。
子どもの行動は時として大胆です。
ましてや障がいがある子どもは助けを求められない
自分の行動が止めれないなどさまざまな課題があります。
障がい児の特性がわかっている前提で放課後ディサービスがあると
思ってしまいがちですが
福祉施設だから障がいの子どものことは理解してるであろうと
信頼しすぎるのは良くないと思います。
自分のお子さんが安心して利用できる環境であるかどうか
見学する際には細かく確認してみてください。
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